四択の重要性に関する説明
■ どうして四択が重要なのでしょうか?
四択が重要なわけ
皆様の多くは、数ヶ月もしくは、それ以上にわたって試験準備を重ねてこられたものと思います。
テキストを読み込み、過去問を解き、記述式の対策なども進めていることでしょう。
7月になれば、その実力を発揮するときがやってきます。
がむしゃらになって四択を片付け、目の色を変え記述式の答案を仕上げようとするはずです。
合否の発表は9月末頃とされていますので、試験会場を後にした後では、結果が待ち遠しいというのが人情です。
さて、その採点作業ですが、おそらく大半の受験者の合否は、試験後数日以内には決しているものと思われます。
マークシートを読み取り機にかけ、その結果だけを上から順に並べ、あるところで線が引かれます。
実にあっけないことですが、ここまでで不合格が決定してしまう受験者が少なくないということです。
記述式の答案を採点するのは、骨の折れる作業ですから、試験会場で回収した答案をすべて読むわけにはいきません。
よほどひどい点数でなければ大丈夫だろうと思うかもしれませんが、採点作業を効率化するためには、少しでも多く足切りした方がよいわけです。
必死になって書き上げた答案が、誰の目にも触れないまま処分されてしまうというのは、忍びないことです。
“四択が重要である”というのは、このような意味です。
四択を突破しない限り、先がないからです。
合格できる人とできない人とでは、どこが違うの?
どうして四択が重要であるのかを説明しました。
四択を突破するためには、どうしたらよいのでしょうか?
当たり前のことですが、テキストをしっかり理解し、過去問を繰り返し解くことです。
このような作業が絶対不可欠ですので、まだ十分でないという方は、この作業に専念する必要があります。
うんざりするほどテキストを読み、4回も5回も過去問を解いてしまった、という方もおられるでしょう。
しかし、合格できるのは5人に1人しかいないということを、思い出してください。
合格できる人とそうでない人とは、どこが違うのでしょうか?
過去問を解いて、理解した気になってしまった方と、本当に理解した方との違いであると考えられます。
何度も同じ問題を解いていれば、理解した気になってしまうのが人間というものです。
しかし、残念なことに、本質的に理解していないのであれば、同じような問題が出題されても、正解することはできません。
理解した気でいるのと、本当に理解していることとは違う、ということがポイントといえそうです。
実力をチェックしておくことが肝心
すでに暗記してしまった過去問をこれ以上解いても、自分が本当に理解しているのかどうかを確認することはできません。
繰り返しますが、本質的に理解していない限り、同じような問題が出題されても正解することはできません。
まだ解いたことのない問題を数多くこなすことによって、いまに至るまで残されている落とし穴を、あらためてチェックしておくのが有効です。
このような作業を行うことによって、本質的に理解していたのか、それともそうでなかったのかということがハッキリします。
ここでつまずいた箇所を、もう1度、学習しなおしておくことが大切です。
あと5点、10点を上積みするためには、このような試験対策、準備が有効であるといえます。
本講座では、最終チェックに活用できる問題が1000問以上用意されています。
意外な落とし穴とも言える穴埋め問題と、記述式対策にも役立つ短答式問題、歴史問題用の年表なども用意しています。
もちろん、最後のチェックだけでなく、苦手分野を克服するためにも役立つ問題ばかりです。
四択を確実に突破するための学習教材としてお役立てください。