2018年度 合格体験談
2018年度試験に合格されたユーザー様から寄せられた合格体験談をご紹介します。
磯田将 様
2018年 10月25日
1. 講座を受講し始める前に
JCIのテキストが届き3月に対策を始めたものの、膨大な情報量に最初はどう対処していいか分かりませんでした。独学で5年分の過去問と市販の問題集に取り組み、知らない知識を都度JCIテキストを辞書として参照し、確認するという作業を繰り返しました。断片的に知識は増えるも、体系的に知識が積み上がっているという自信はなく、拭い切れない不安を抱えたまま残り2ヶ月まできました。
2. 講座を受講して
ある程度独学で択一式の対策を進めた後、6月から記述式問題の対策に取り組みましたが、最初は市販の対策テキストを見ても、どのように解答の骨子を組み立てればよいのか分からずしばらく途方に暮れていた矢先に、職場の同僚に浅野さんの添削のことを教えられ、6月半ばから10回の添削コースを受けました。結局提出できたのは7回でしたが、ここで論文の構成や着眼点、記述内容やその基になる個々の知識についても浅野さんから厳しくコメントをいただきました。これにより自分の不勉強や不理解を痛感し、試験本番の数日前までもう一度二度と同じ答案に向かって一問一問自分の答案を作り直す愚直な作業に徹しました。その結果、A、Bのそれぞれ過去3年分の問題と浅野さんの想定問題7題について、自分の解答を作り、それを本番数日前から音読して、本番に臨みました。
択一問題の講座は7月の残りの3週間で受講しました。これまでの知識を確認し、足りないところを補うという点から非常に効果がありました。私は特に劣化・診断の分野の知識が弱いことがよく分かりこの講座で重点的にやることで、知識を補強することができました。
3. 試験を終えて
合格を手にして、ようやく診断技術者としてスタートラインに立てたという気概です。今担当している建設現場で既設橋脚の維持補修の工種があり、4ヶ月間勉強した内容を活かしていけるのみならず、今後の知識の習得、経験の積み重ね、そして現場技術者・管理者としてのあり方を考えるうえでもコンクリート診断士の取得は大きな一歩となりました。重ねまして、講座での熱意こもった指導をいただき、ありがとうございました。
これから受験をされる方にもこの講座をお薦めいたします。コンクリート診断士の試験対策においては、向き合う膨大な情報量をどのように自分の中で整理し、理解し、論文の記述および択一の解答に反映させるかがカギです。それを効果的にやってこれたのは、この講座を受講したからこそであったと今振り返って実感しています。
匿名 様
2018年 10月23日
1. 受験勉強のやり方について(悩み・不足)
周りに受験する方が居なく、相談することができなく、勉強方法に不定があった。
本講座をHPで知って受講した。
2. 本講座の第1印象
私は国語が苦手であるため、記述問題に重点を置いて、数ある講座の中で本譲座を申し込みしました。
受講料金がやや高いと感したが、50問提出コースを申し込みしました。
3. 四択講座について
問題数豊富であり、ネット環境さえあれば、どこでも勉強できることは有益であった
過去問題は重要であるが、やりすぎると選択番号までおぼえてしまう弊害が生じてる。その点、オリジナル問題は有益である。
4. 記述式講座について
問題数、レベル、講評内容等は十分満足しています。
特に、先生の厳しいお言葉は、勉強のやる気度をアップさせていただきました。
5. コンクリート診断士に合格した気持ち
3回目での合格でしたが、人生で一番勉強しました。
次は技術士試験にチャレンジします。
6. これから受験される方々へ
勉強すれば必らず合格できます。問題は、勉強方法と時間の確保です。可能であれば受験仲間が居ると良いです。本講座も他の受講生の答案を見ることができる(全受構者参加型)形となっています。匿名 様
2018年 1月13日
1. 講座を利用する前の悩みや不安
記述問題の合格レベルの回答がどのようなものか不明で何をどれくらい勉強すれば良いか、どのような回答を書けば良いかがわからなかったです。勉強しても、不安は募る一方でした。
2. 講座の第1印象、講座の利用による心境の変化
eラーニングのようなこと自体が初めてだったこともあり、正直に言えば不安で した。しかし、的確な指摘、添削のスピードの早さ、そして何よりひとりひとりに対する熱心な指導が、その不安をすぐ消し去りました。また、同じ目標に向う受講者の回答を見る度に、良い刺激を受け、モチベーションを高く持ち続けることができました。
3. 四択講座の問題数、レベル、解説、内容
あまり利用することはありませんでしたが、市販されている問題集に比べ、 数や質が高いものであると感じました。
4. 記述式講座の問題数、レベル、講評、運営体制について
問題数、レベルは十分なものであると思います。講評は、評判通り、厳しいものでありましたが、すべては受講者のためを想った指導であるため、このスタイルのままが良いと感じています。また、全受講者参加型の講座運営は特にも、私の場合、効果的なものでした。受講し始めたすぐ後に仕事が忙しくなり、なかなか記述対策を行う時間が確保できませんでした。思いきって、答案作成ではなく、他の受講者の回答とその添削内容で勉強することに切り替えました。すべての回答を、当事者と同じ意識で見ることで、書く時間が少ない中でも、数多くの対策がとれたのではと感じています。
5. 診断士に合格して
2回目の受験であったことから、うれしさもありましたが、どこかホッとした気持ちです。これから診断士としての自覚を持ち日々の業務に励みたいです。また、来年からは、技術士にチャレンジします。本講座で学んだことを活かして、再びがんばりたいと思います。
6. これから受験される方へのメッセージ
この講座は、本気で診断士になりたい方には、必ずおすすめしたいです。私の場合、記述講座の答案を数多くこなすことができず、本番では練習不足から少し苦戦したため、できるだけ多くの記述の答案練習をすることをおすすめします。
広瀬忠敏 様
2018年 10月10日
地方の建設会社に勤務しています。会社として今後橋梁などの維持管理の入札に参加する予定で、基礎知識を身につけるために受験を決意しました。色々なテキストが売っていますので、3社のテキストを購入し、過去15年間の択一問題と記述式問題を一通り勉強しました。一通り終えた感想は、まず択一問題ですが、コンクリートの奥深い所までの質問や電気、化学の知識も要求されるため一通り過去問をやった程度では7割正解は難しいと思いました。
記述式問題は模範解答を読んでもロジックがしっかりしている文章が少ないように感じました。加えて文章の書き方ですが技術士を取得した時の書き方で書きたいのですが、模範解答にはそのような書き方はありませんでした。
以上のような悩みを抱えている時にたまたま「コンクリート診断技術ブレーンセンター」のHPに出会いました。会員になり先生のコンクリート診断士試験に対する心構えを読んでいると悩みが払拭されました。痛快でした。他のテキストには、私の書き方での模範解答がありませんが、先生はその書き方を推奨されているどころか、必ずそういう書き方にしなさいということでした。
他の方の投稿された文章の添削を公開していただけるため、それを読んでいるだけでも非常に参考になります。添削された文章を読んでいても、先生はコンクリートに対して多くの知識と経験を持っておられると強く感じました。
択一問題は、最低でも6割正解しないとコンピューターではじかれ記述式問題を読んでもらえません。試験から2~3日で不合格が決定します。択一問題の対応としては、過去問を何回もやるしかないと思います。私は過去15年間の過去問を3回やりました。過去問にはない問題もありますが、分かる問題を確実にとることで7割正解を目指してください。その意味でもこのHPには豊富な択一問題が用意されています。何回も繰り返して問題に慣れることだと思います。
コンクリート診断技術は、日進月歩なので、地元のコンクリート診断士会に入会し、最新技術の情報を得るなど日々の研鑚に努めていきたいと思います。