コンクリート構造物の調査・診断

 原因推定
調査・試験

外観調査を行っても構造物の変状原因を絞りきれない場合は、各種の調査・試験を実施して推定することが行われます。このような調査・試験を詳細調査、または2次調査といい、外観調査で推定された原因を確認するために行う場合もあります。

詳細調査の主な目的は次のとおりです。

詳細調査の目的
調査・試験の種類は、きわめて多種類に及びますが(下表参照)、構造物からコンクリート試料を採取して行うものと、ほとんど構造物を傷つけずに非破壊で行うものとに大別することができます。

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詳細調査の目的
主な調査・試験の項目と方法
調査試験の項目
方法
圧縮強度 圧縮強度試験
反発度法
局部破壊試験
変状 ひび割れ ひび割れ深さ 超音波法
衝撃弾性波法
ひび割れ発生位置 AE法
浮き、はく離、空洞 超音波法
衝撃弾性波法
打音法
電磁波レーダ法
X線透過撮影法
赤外線サーモグラフィー法
出来形 部材厚 超音波法
衝撃弾性波法
打音法
電磁波レーダ法
X線透過撮影法
鋼材位置 電磁波レーダ法
電磁誘導法
X線透過撮影法
配(調)合・化学成分、組織構造 配(調)合 セメント協会法
グルコン酸ナトリウムを用いる方法
ICPを用いる方法
ふっ化水素酸を用いる方法
化学成分 結晶性物質の同定、定量 X線回折法
元素の同定 SEM
元素の同定、定量、分布 EPMA
イオンの定量 イオンクロマトグラフ法
組織構造 組織構造の観察 SEM
EPMA
細孔径分布 水銀圧入法
ガス吸着法
気泡間隔係数 リニアトラバース法
劣化 鋼材腐食 腐食の可能性 自然電位法
腐食速度 分極抵抗法
腐食しやすさ 電気抵抗法
中性化 中性化深さ フェノールフタレイン法
TG, DTA
X線回折法
偏光顕微鏡観察
塩害 塩化物イオン量 電位差滴定法
チオシアン酸水銀(II)吸光光度法
硝酸銀滴定法
イオンクロマトグラフ法
アルカリ骨材反応 反応性鉱物の有無 偏光顕微鏡観察
SEM
X線回折法
骨材のアルカリシリカ反応性 化学法
モルタルバー法
アルカリシリカゲルの確認 酢酸ウラニル蛍光法
力学的性能 圧縮強度試験
静弾性係数試験
残存膨張量 促進膨張試験
火害 圧縮強度 反発度法
受熱温度 X線回折法
TG, DTA
UVスペクトル法
 
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代表 浅野慎一
コンクリート構造物の調査・診断と維持管理に関するコンサルタント。
住宅基礎から橋梁、ダムまで。コンクリート構造物の問題解決に貢献します。

コンクリート構造物の調査・診断と維持管理に関するコンサルタント。マスコンクリートの温度応力解析とひび割れ誘発目地、誘発目地の計画、クラック調査等。

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